コツイチ
1問からの資格学習

LEARNING GUIDE / 学習習慣

忙しい日の10分を、次の復習につなぐ

勉強する時間ができても、「どこから始めよう」と考えるうちに終わってしまうことがあります。短い時間を使うときは、たくさん進めることより、始める場所と次に戻る場所を決めておきましょう。ここでは10分を例に、自分の生活に合わせて調整できる取り組み方を紹介します。

始める前に、今日の範囲を一つに絞る

最初に「前回迷った1問を確認する」「解説に出てきた用語を一つ調べる」など、今日することを一つ選びます。教材を何冊も開かず、その作業に必要なものだけを用意すると、途中で別の内容が気になっても戻る場所が明確になります。

初めて取り組むときは、気になる分野から1問選ぶだけでも構いません。難しくて手が止まったら、分からない言葉を書き出すところを、その日の区切りにしてください。

10分を「解く・確かめる・残す」に分ける

たとえば最初の3分で1問を考え、次の5分で解説と自分の考え方を照らし合わせ、最後の2分でメモを残します。これは時間の配分例であり、この時間で理解できることや学習効果を保証するものではありません。問題の長さや難しさに合わせて変えてください。

途中で時間が来た場合も、急いで正解を覚えて終える必要はありません。「解説のこの言葉を調べる」と次の作業を一つ残せば、続きを考えるための目印になります。

メモは、自分が迷った理由を中心にする

解説を書き写す代わりに、自分がどこで迷ったのかを短く記録します。「似た用語を混同した」「条件の一文を読み落とした」「答えは合ったが理由を説明できない」など、実際に起きたことを残しましょう。

たとえば「用語Aと用語Bを混同。次はそれぞれの意味と違いを確認する」というメモなら、再開時にすることが分かります。紙でも、自分が普段使っているメモでも、すぐ見返せる場所を選んでください。

できなかった日のために、再開の入口を用意する

予定どおりに取り組めない日もあります。その翌日に、できなかった分をすべて取り戻す計画を立てると、再開する作業が大きくなります。まず前回のメモを読む、用語を一つ確かめるなど、小さな作業から戻る方法も選べます。

終える前に、次の三つを確認しましょう。全部そろわなくても、次に何をするか一つ決まっていれば十分です。

  • 今日、分かったことを自分の言葉で一つ言えるか。
  • まだ分からないことが、具体的な言葉になっているか。
  • 次に開く問題やページ、メモが決まっているか。

今日からできること

今日の終わりに「次は何をするか」を一行残す。短い学習時間を、次の取り組みへつなげましょう。

ここで紹介する方法は取り組み方の一例です。学習効果や合格を保証するものではありません。ご自身の状況や教材に合わせて調整してください。

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